Score sheet
採点表の欄と記号を読む
採点表の見方
Score sheet
採点表は、要素ごとの点数の内訳です。
大会が終わると、選手ごとの採点表が公開されます。行われた要素、基礎点、ジャッジの評価、要素の点数が、1つの要素につき1行に並びます。ここでは、架空の演技の例で欄の読み方を見ていきます。
要素基礎点出来栄え点要素の点数3Lz+3T10.10+1.35=11.45
例How to read
採点表の欄は、左から順に読みます。
例:女子のショートプログラム
1行が1つの要素です。「要素」の欄には、その要素の名前が略号で並びます。
基礎点の欄には、その要素の基礎点が入ります。演技の後半のジャンプには「x」が付き、基礎点が1.1倍になります。
ジャッジの欄には、9人のジャッジがつけた出来栄えの段階が並びます。
いちばん高い段階といちばん低い段階を1つずつ除き、残りを平均して点に直したものが、出来栄え点(GOE)です。
基礎点と出来栄え点を足すと要素の点数になり、すべての要素の点数を合計すると技術点になります。
1 / 5
例
#要素基礎点ジャッジ出来栄え点要素の点数
13Lz+3T10.10+2+3除いた段階+2+2+1除いた段階+3+2+2+31.3511.45
連続ジャンプは、いちばん難しいジャンプの値で点に直します
22A3.30+1+2除いた段階+1+1+2+10除いた段階+1+20.423.72
3FCSp43.80+2+2+3除いた段階+2+2+1除いた段階+2+3+20.814.61
4LSp43.20+3+3+2除いた段階+3+2+2+3+4除いた段階+30.874.07
5StSq33.50+2除いた段階+1除いた段階+2+2+1+2+2+1+20.604.10
63F5.83x+1+10除いた段階+1+2除いた段階+1+10+10.456.28
後半のジャンプ:基礎点×1.1
7CCoSp44.20+2+2+2+3除いた段階+2+2+1除いた段階+2+30.905.10
技術点39.33
Element codes
略号は、要素の種類と難しさを表します。
ジャンプは回転数と種類の頭文字で、スピンとステップシークエンスは種類の頭文字の後ろに、レベルの数字を付けて書かれます。
プラスαスピンの頭文字:U=アップライト、S=シット、C=キャメル、L=レイバック(立って上体を後ろに反らして回る)
略号の読み方の例
- 回転数ルッツ
- 足を換えるコンビネーションスピンレベル
- 跳んで入るキャメルスピンレベル
- ステップシークエンスレベル
ジャンプの頭文字
- Tトウループ
- Sサルコウ
- Loループ
- Fフリップ
- Lzルッツ
- Aアクセル
Signs
採点表の記号は、技術パネルの判定を表します。
技術パネルは、どの要素が行われたかを判定する、複数人の審判です。要素の略号の後ろや基礎点の横には、その判定の結果が記号で書かれます。記号によって、基礎点や出来栄え点が変わります。
| 記号 | 意味 | 点への影響 |
|---|---|---|
| q | 4分の1回転足りずに着氷 | 基礎点はそのまま。出来栄えが下がる |
| < | 回転不足(4分の1より多く、半分より少なく足りない) | 基礎点が80%になる |
| << | ダウングレード(半分以上足りない) | 1回転少ないジャンプの基礎点になる |
| e | 踏み切りのエッジの誤り(フリップ・ルッツ) | 基礎点と出来栄えが下がる |
| ! | 踏み切りのエッジがはっきりしない(フリップ・ルッツ) | 基礎点はそのまま。出来栄えが下がる |
| x | 演技の後半に行ったジャンプ | 基礎点が1.1倍になる |
| +REP | 同じ3回転・4回転を、2回とも単独で跳んだ | 2回目の基礎点が80%になる |
| +COMBO | ショートで、連続ジャンプの2本目を跳ばなかった | 出来栄えが−5になる |
| * | ルールに合わない要素 | 点が無い |
| V | スピンのルールを満たさない(跳び方・足換えの回転の数など) | 基礎点が下がる |